みやうちふみこの詩のページ

あふれる言葉 感動 感嘆 処々 

冬のさん歩道

 木漏れ陽の射す
竹林(ちくりん)の一本道 
落葉(おちば)を踏みながら

枯れ葉の匂いと  一緒に

一歩一歩 歩く

 

散歩することも 

あまりなくなく過ごした日

 

ここに こんな道のあることすら発見につながるのが愉快だ。

 

神社を過ぎて真っすぐ行くと 

その先は もう住宅街 

 

小さな背に揺れる

木漏れ日を 

追いながら
いつか 

君たちとも 

歩いてみたい

 

風が吹いてきて 静かに

木漏れ陽が 揺れている。

 

  

第3回課題提出作品(3)2021年1月9日
              推敲3月6日

 2021年4月5日推敲

 

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    冬のさん歩道

 

            みやうちふみこ

 

こもれびの 

さす

ちくりんと 

森のなかの

一本道

 

枯れ葉をふんで

ふたりで歩こう

 

ここにこんな道のあることも発見につながるからゆかいだ

 

神社を すぎると

もう 住たくがい

 

こもれびの 

さす 

この道を 

いつか

君たちとも 

あるきたい

 

風はないで

太陽が一面にふり注いでいる。

 

 

 

 

 

      2021年6月11日

              推敲